【徹底比較】外壁塗装の「1液型」と「2液型」の違い。プロが2液を選ぶ決定的な理由と価格差

塗料•メーカー別情報
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「見積書を見たら『1液ファイン…』と書いてある。2液型の方が良いと聞いたけど、どうなの?」

結論から言います。
もし、あなたが「耐久性」を最優先にするなら、絶対に「2液型(にえきがた)」の塗料を選ぶべきです。

「今の1液型は性能が良いから、2液と変わらないですよ」
そう説明する営業マンもいますが、それは半分ホントで、半分ウソです。

なぜなら、1液型は「職人が楽をする(=施工ミスを減らす)」ために開発された塗料であり、塗膜の強靭さにおいては、化学的に2液型には勝てない壁があるからです。

この記事では、元塗料メーカーの視点で、カタログスペックだけでは見えない「現場のリアルな寿命差」「具体的な製品名の比較」、そして後悔しない選び方を解説します。

1. ひと目でわかる!「1液型」vs「2液型」決定版比較表

まずは、両者の違いを整理しました。
多くの業者が語りたがらない「不都合な真実」がここにあります。

比較項目 ❌ 1液型 ⭕ 2液型
構造 最初から混ざっている
(混ぜる手間なし)
主剤+硬化剤
(塗る直前に混ぜる)
硬化の仕組み 水分の蒸発
(糊が乾くイメージ)
化学反応(架橋反応)
(樹脂が結合して固まる)
耐久性 普通(8〜10年) 非常に高い(12〜15年)
※製品による
適用下地 選ぶ(金属などは苦手) 万能(金属、サイディング、樹脂なんでもOK)
業者の本音 「余っても明日使えるから楽」 「一度混ぜると4時間で固まるから面倒」

例えるなら、1液型は「インスタントコーヒー」、2液型は「ドリップコーヒー」です。
手軽さは1液が勝ちますが、本質的な「濃さ・強さ」では2液が圧倒します。

2. なぜ、業者は「1液型」を勧めるのか?

2液型の方が長持ちすると分かっていながら、なぜ多くの業者は1液型を使いたがるのでしょうか?
それは、2液型が「職人泣かせ」の塗料だからです。

① 「ポットライフ(可使時間)」の縛り

2液型は、混ぜた瞬間から化学反応で固まり始めます。
夏場なら4〜5時間以内に塗り切らないと、缶の中で固まってゴミになります。
業者はこれを嫌がり、「いつでも塗れて、余っても明日使える1液型」を選びたがるのです。

② 計量ミスのリスク

2液型は、主剤と硬化剤を電子天秤で測り、「9:1」などの比率で正確に混ぜる必要があります。
この手間を惜しんで目分量で混ぜると、硬化不良を起こします。
「面倒くさいから1液でいいや」という業者がいかに多いか、想像に難くないでしょう。

3. 具体的な製品名でチェック!

あなたの見積書に書かれているのは、どちらでしょうか?
代表的な人気塗料を分類しました。

一般的な「1液型」

  • 1液ファインウレタン
  • 水性シリコンセラUV
  • エスケープレミアムシリコン
  • パーフェクトトップ
    (※実はパーフェクトトップは1液ですが、特殊技術で例外的に高性能です)

プロ推奨の「2液型」

  • ファインシリコンフレッシュⅡ
  • クリーンマイルドシリコン
  • ファイン4Fセラミック(フッ素)
  • 各種「弱溶剤2液」と書かれたもの

特に「トタン(金属)部分」や「屋根」に関しては、密着力の観点から絶対に2液型を使うべきです。

4. 結論:面倒な「2液」をあえて使う業者は信頼できる

誤解のないように言いますが、1液型が「悪」というわけではありません。
しかし、「少しでも長持ちさせたい」という施主様の願いよりも、「自分たちの作業効率」を優先して1液型を勧めている業者がいるなら、それは問題です。

逆に言えば、手間のかかる2液型を標準仕様にしている業者は、施工品質へのこだわりが強い「当たり」の業者の可能性が高いです。

あなたの見積もりは「1液」ですか?「2液」ですか?

もし耐久性を重視するなら、「同じ予算で、2液型を使ってくれる業者」を探してみませんか?
実は、1液と2液で、材料費自体はそこまで大きく変わりません(手間賃の差だけです)。

一括見積もりサービスなら、地元の優良店の中から、手間を惜しまず「2液型」を丁寧に施工してくれる職人を探すことができます。

※ 「今の見積もりが適正か」の診断も無料で可能です。

5. まとめ:塗料の「強さ」は手間に比例する

塗料の世界では、便利で簡単なものほど寿命が短く、面倒で扱いづらいものほど強靭であるという法則があります。

「1液でも十分ですよ」という言葉に流されず、「なぜ2液を使わないのですか?」と質問できる知識を持ってください。
それだけで、業者の目の色は変わるはずです。


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