【2025年決定版】日本ペイント vs 関西ペイント徹底比較。元メーカーが断言する「外壁塗装で選ぶべき」はどっち?

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「塗装業者Aは『日本ペイント』を勧めてくる」
「塗装業者Bは『関西ペイント』がおすすめだと言う」

国内シェアNo.1とNo.2を争うこの2社。結局のところ、戸建て住宅の塗り替え(メンテナンス)において、どちらを選べば家は長持ちするのでしょうか?

結論から申し上げます。
「戸建て住宅の塗り替え」に関しては、日本ペイント(ニッペ)を選んでおけば間違いありません。

これは「なんとなく有名だから」という浅い理由ではありません。
塗料の化学的性質と、塗り替え現場特有の「下地の劣化事情」を考慮した際、日本ペイントの製品ラインナップの方が「施工リスク」を極限まで低くできるからです。

この記事では、カタログスペックだけでは分からない「現場レベルでの決定的な差」と、両社を比較検討する際に必ず知っておくべき「塗料選びの最終結論」を、プロの視点で徹底解説します。

1. 【総論】なぜ「塗り替えなら日本ペイント」なのか?

まず、両社の立ち位置を明確にしておきましょう。
どちらも世界トップクラスの塗料メーカーですが、得意とする戦場(領域)が異なります。

項目日本ペイント
(ニッペ)
関西ペイント
(カンペ / アレス)
最強の得意分野戸建て住宅・ビル
塗り替え(改修)市場
工業用(自動車・船)
新築・ハウスメーカー
国内シェアNo.1No.2
塗装職人の支持圧倒的に高い
(塗りやすい・扱いやすい)
プロ好み
(技術力が必要な製品が多い)

勝敗を分けるのは「下塗り材」の豊富さ

塗り替え工事において最も重要なのは、仕上げの塗料(上塗り)ではなく、古くなった外壁と塗料を接着させる「下塗り材(シーラー・フィラー)」です。

日本ペイントは、この「下塗り材」のバリエーションが異常なほど豊富です。
「ひび割れが深いサイディング」「以前に特殊な塗装がされている壁」「砂壁」など、どんな悪条件の外壁に対しても、「これを使えば絶対に剥がれない」という専用の下塗り材が用意されています。

つまり、「日本ペイントを選んでおけば、下塗り選定ミスによる『剥がれ事故』が起きにくい」のです。
これが、多くの塗装店が日本ペイントを推す最大の理由です。

2. 徹底解剖!日本ペイントの主力「パーフェクトトップ」

日本ペイントを語る上で外せないのが、現在の日本の外壁塗装におけるスタンダード「パーフェクトトップ」です。

■ パーフェクトトップの強み

  • ラジカル制御技術:紫外線による劣化因子(ラジカル)を封じ込め、シリコンを超える耐久性を実現。
  • 圧倒的な「ツヤ」:塗った直後の光沢感が強く、新築時のような輝きが出る。
  • 作業性:ローラーの転がりが良く、職人が疲れにくいため、塗りムラが出にくい。

⇒ 「美観」と「安心感」を求めるなら、これ一択です。

3. 徹底解剖!関西ペイントの主力「ダイナミックTOP」

対する関西ペイントも負けていません。
特に「アレスダイナミックTOP」シリーズには、日本ペイントにはない独自の武器があります。

■ アレスダイナミックTOPの強み

  • 湿潤面施工(しつじゅんめんせこう):ここが最大の特徴。
    強化剤を入れることで、「雨上がりの湿った外壁」でも塗装が可能になります。
    (※通常の塗料は、壁が完全に乾くまで塗れません)
  • 付着力:自動車塗装で培った技術により、金属やサイディングへの食いつきが非常に強い。

⇒ 「梅雨時期の工事」や「日当たりの悪い北側の壁」には最強です。

4. 【スペック完全比較】あなたに合うのはどっち?

製品レベルでの細かい違いを、プロの視点で採点しました。
あなたの重視するポイントに合わせて選んでください。

比較項目日本ペイント
パーフェクトトップ
関西ペイント
ダイナミックTOP
美観(ツヤ)◎ 非常に良い
(ピカピカになる)
○ 良い
(落ち着いたツヤ)
悪天候への対応△ 弱い
(乾燥時間の厳守が必要)
◎ 最強
(湿っていても塗れる)
ひび割れ追従性○ 普通
(硬めの塗膜)
◎ 良い
(やや弾性がある)
塗装単価(相場)2,500〜3,200円/㎡2,400〜3,000円/㎡

【結論】

  • 日本ペイントがおすすめ:
    晴天が多い時期に工事する人、新築のような「輝き」を取り戻したい人、築年数が古く下地の痛みが心配な人。
  • 関西ペイントがおすすめ:
    梅雨や台風シーズンに工事する人、工期を絶対に遅らせたくない人、湿気の多い立地の人。

5. 【ちゃぶ台返し】メーカー選びよりも100倍重要な「真実」

ここまで両社を徹底比較してきましたが、最後に元メーカーとして、あなたに不都合な真実をお伝えしなければなりません。

正直に言います。

⚠️ 「誰が塗るか」で、性能は50%変わります

日本ペイントと関西ペイントの性能差は、数値で言えばわずか「数パーセント」の誤差です。
どちらも日本を代表する最高品質の塗料であり、正しく塗れば必ず長持ちします。

しかし、問題は「正しく塗れる職人がどれだけいるか」です。

どんなに高級な日本ペイントの塗料を使っても、現場の職人が:

  • 「水で規定以上に薄める(シャビシャビにする)」
  • 「高圧洗浄の乾燥時間を守らずに塗る」
  • 「メーカー指定外の安い下塗り材を使う」

といった行為をすれば、その塗料はただの「色がついた水」になり、3年で剥がれます。

つまり、あなたが今やるべきは、カタログを比較することではありません。
「メーカーの施工仕様書を100%遵守してくれる、真面目な塗装業者」を見つけること。これに尽きます。

その業者、本当に「メーカー指定」を守れますか?

「日本ペイントを使います」と言うのは簡単です。しかし、「日本ペイントの認定施工店」レベルの品質管理ができる業者は、実はごく一部です。
ブランド名だけで安心せず、「施工品質」に厳しい目を持つ優良業者を選びましょう。

一括見積もりサービス「ヌリカエ」なら、厳しい審査基準をクリアし、日本ペイントや関西ペイントの施工実績が豊富な地元の優良店を、簡単に見つけることができます。

あなたの地域の「施工品質No.1」を探すチャンスです

>> メーカー施工基準を守る優良店を探す

※ 特定のメーカーを指定しての見積もり依頼も可能です。

6. まとめ:ブランドより「人」を選ぼう

日本ペイントも関西ペイントも、世界に誇る素晴らしいメーカーです。
どちらを選んでも失敗はありませんが、そのポテンシャルを100%引き出せるかどうかは、最後にハケを握る職人の「良心」と「技術」にかかっています。

塗料のカタログ集めはほどほどに、あなたの家を自分の家のように大切にしてくれる「最高の施工パートナー探し」に時間を使ってください。
それが、15年後も美しい家を保つための唯一の正解です。

>> 優良業者の中から、我が家に合うプロを探す

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