【2025】屋根の色選び、元メーカーの正解は?色あせ・汚れを防ぐ最適解
「せっかく塗り替えたのに、イメージと全然違う…」
「近所の家と比べて、なんだか安っぽく見える」
実は、外壁塗装のトラブルで最も多いのが、工事品質ではなく「色(デザイン)の失敗」だということをご存知でしょうか?
私は現役時代、何百件ものクレームを見てきましたが、その多くが「小さな色見本だけで色を決めてしまった」ことが原因でした。
屋根は、外壁以上に過酷な環境(直射日光・雨)にさらされる場所です。
ただ「好きな色」を選ぶだけでは、3年後に色あせて古びて見えたり、夏の暑さに苦しんだりと、後悔することになります。
この記事では、元メーカーの視点から「汚れや退色が目立たない最強の色」と、「イメージ通りの仕上がりにするための業者選びのコツ」を包み隠さず解説します。
プロは絶対選ばない。「屋根の色選び」でやってはいけない3つのタブー
もし、業者が持ってきた「名刺サイズの小さな色見本帳」だけを見て、「これにします」と即決しようとしているなら、今すぐストップしてください。
1. 「面積効果」の罠を無視する
色は、面積が大きくなればなるほど、「明るく、鮮やかに」見えます(面積効果)。
手元の小さな見本で「ちょうどいいグレー」を選んだつもりでも、実際に屋根全体に塗ると「白っぽくて安っぽいネズミ色」に見えてしまうのです。
対策: 必ず「1トーン暗い色」を選ぶか、業者にA4サイズ以上の大きな見本板(塗り板)を用意してもらいましょう。
2. 「鮮やかな赤や黄色」を選んでしまう
洋風の家に憧れて、鮮やかな「赤(テラコッタ)」や「黄色」を選びたくなる気持ちはわかります。
しかし、塗料の化学的な性質上、赤・黄・紫などの鮮やかな色は、紫外線で顔料が破壊されやすく、圧倒的に色あせが早いです。
数年で「くすんだピンク色」のような屋根になりたくなければ、少し黒や茶が混ざった「落ち着いた色(酸化鉄系の顔料)」を選ぶのが鉄則です。
3. 外壁とのバランスを見ない
屋根単体で見て綺麗でも、外壁の色と合っていなければ「チグハグな家」になります。
一般的に、「屋根は外壁よりも濃い色にする」と家全体が引き締まり、高級感が出ます。逆に屋根を明るくすると、家が浮いて見えがちです。
元メーカーが推奨!「汚れ・色あせ」に強い最強の人気カラー3選
「じゃあ、結局何色にすればいいの?」という方へ。
耐久性と美観のバランスが取れた、間違いのない3色を紹介します。
1. ダークブラウン(こげ茶)
【失敗確率:極小】
どんな外壁の色とも相性が良く、汚れも目立ちにくい万能カラーです。黒ほど重くならず、上品な印象を与えます。
2. ストレートブラック(黒)
【重厚感:No.1】
家全体をキリッと引き締め、新築のような高級感が出ます。ただし、熱を吸収しやすいので「遮熱塗料」を選ぶのが必須です。
3. ディープグリーン(深緑)
【個性を出すなら】
「茶色や黒はつまらない」という方におすすめ。落ち着いた緑は色あせもしにくく、和風・洋風どちらにもマッチします。
「イメージ通りの家」にするための、唯一の解決策
ここまで色の知識をお伝えしましたが、最終的に「成功」するかどうかは、業者の提案力にかかっています。
「色なんてカタログから選んでくれればいいよ」という態度の業者に頼むと、失敗する確率は跳ね上がります。
逆に、優良な業者は以下のような対応をしてくれます。
- カラーシミュレーションを作成してくれる(家の写真を撮って、塗装後のイメージ画像を作ってくれる)
- A4サイズ以上の大きな「塗り板」を取り寄せてくれる
- 太陽光の下で、実際に壁に当てて見え方を確認してくれる
色選びは、センスではなく「確認作業」です。
この確認作業を面倒くさがらずに付き合ってくれる業者こそが、あなたの家を大切にしてくれる業者です。
色選びで「後悔」しないために
小さな色見本だけで決めると、完成後に「イメージと違う」と後悔しがちです。
失敗を防ぐコツは、カラーシミュレーションや大きな見本板を用意してくれる「提案力のある業者」を選ぶことです。
※ 匿名OK。しつこい営業はありません。
屋根の色は「家の寿命」も左右します
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
色は単なるデザインではありません。
「熱を吸収しにくい色(遮熱)」や「色あせしにくい色」を選ぶことで、次の塗り替えまでの期間を2〜3年伸ばすことも可能です。
デザインと耐久性、どちらも諦めたくない方は、ぜひ一度プロの提案を聞いてみてください。